胃腸内視鏡検査は消化器系の病気でよく用いられる、一番頼りになる診察方法です。しかし、胃腸内視鏡検査は体内に異物を挿入する検査で、患者さんにある程度の痛苦と不快感を与えてしまうため、多くの患者さんはそれで尻込みをしてしまい、治療のタイミングを遅らせてしまっていました。無痛胃腸内視鏡が出現してこの難題を解決しました。
胃腸内視鏡検査をする時は患者さんに全身麻酔をし、患者様が知らない間に検査を終わらせてしまう技術です。検査が終わる時には、鎮静作用もなくなり、患者様は目が覚めたら、自分で病院から帰ることができます。これは「無痛内鏡」あるいは「無痛苦消化内鏡」といいます。